1
|
2014年夏季ダボス・フォーラムは中国の天津で開かれています。中国の中央銀行である中国人民銀行研究局の首席エコノミストの馬駿氏は10日の会議で、「中国経済の成長の勢いは依然強いが、不動産などの分野にはリスクがある。不動産投資が更に減少する可能性もある」と指摘しました。
馬駿氏は「政策面の保障によって、今後の経済発展は安定しつつある。GDPの成長幅がここ数年、縮小しているが、雇用状況は良好で、一部都市の失業率も下がっている」としています。
サービス業の発展について、馬駿氏は「中国は製造業が主導する成長パターンからサービス業の発展へと変化している。このことは消費拡大と高齢者人口の増加という情勢を反映している」と分析しています。このほか、エネルギー面では、伝統的な石炭消費から、天然ガス、風力、電力などクリーンエネルギー消費へとさらに変化しているということです。(殷、山下) 暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |