中国共産党中央委員会総書記でもある習近平国家主席は28日、ラオス人民革命党中央委員会書記長でもあるチュンマリー国家主席と会談しました。双方は両党や両国関係、執政の理念、共に関心を寄せている国際問題と地域問題について意見を交換し、重要な共通認識に達し、「国際情勢がいかに変わっても、中国とラオスの両党、及び両国関係は絶えず前向きに発展し、良い隣国、良い友、良い同志、そして良いパートナーとして進めていく」と強調しました。
習主席は「現在、中国とラオスはいずれも改革発展と安定という厳しい任務を担っている。世界と地域の情勢は新たな変化が起こっている。双方は自らの核心的利益を維持し、自国の国情に合う発展の道を歩む相手国を支持する必要がある」と述べました。また、両国は互いの発展戦略を調整し、現代化農業やエネルギー、水力発電、インフラ施設の建設などの分野における協力を推進し、実務的な協力レベルを引き上げていくこと、メコン川流域において共同の法執行と国境地域の管理を強化すると共に、力を合わせてテロリズムと国境を越えた犯罪活動を取り締まること、文化や教育、青少年、地方などの分野の交流と協力を積極的に行い、国境地域の共同発展と繁栄を促進することなどを強調しました。
チュンマリー主席は、ラオス国内の政治、経済、社会の発展状況と直面している課題などの現状を紹介したうえで、「ここ数年、ラオスと中国の全面的な戦略的協力パートナー関係が絶えず深まっている。ラオス人民革命党は中国共産党とのハイレベル相互訪問を維持し、政治の経験交流や党の建設、幹部の養成などにおける協力を強化していきたい」との考えを示しました。また、中国に引き続き、ラオスの鉄道、農業、インターネットなどのプロジェクトの発展を支援してもらい、共に両国の社会主義事業を推進してもらいたいと希望を述べました。(Katsu、小山)
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