最近は雷雨などの悪天候や一部空域の占用状況により、中国東部沿海の華東地区では大規模な航空便遅延を意味するオレンジ注意報が出されました。

　東方航空によりますと、一部航空便の飛行計画が見直され、今月下旬、雷雨などの悪天候や一部空域の占用状況などの影響で、上海、南京などの航空便が遅延、もしくはキャンセルされるということです。27日にキャンセルされた航空便は、すでに東方航空のオフィシャルマイクロブログなどを通じて発表されました。

　一方、南方航空によりますと、27日、上海の上空が混雑していることから、アモイ、福州、スワトウ、晋江、台湾及び中南部地区に向かう一部の航空便が影響を受け、上海地域の一部航路の通行能力は3割下降する恐れがあります。このため、華東地区では大規模な航空便遅延を意味するオレンジ注意報が出されたということです。（07/27　Lin、高橋）暮らし・経済へ