ロシアのプーチン大統領は20日、マレーシア航空機墜落事件について、イギリス、オーストラリア、オランダ、ドイツの4カ国の首脳と電話会談しました。プーチン大統領は「ロシアは必要な支援を提供する用意がある」と述べ、調査が終わるまで、事件の政治化を避けるよう強調しました。
プーチン大統領は、イギリスのキャメロン首相との電話会談で、事件の全容解明について詳しく調査するよう国際民間航空機関に求め、「ロシアは必要な支援を提供する用意がある」と話しました。
オーストラリアのアボット首相と電話会談した際は、プーチン大統領は国際民間航空機関がウクライナで調査を展開するために条件を作ることで合意しました。
また、オランダのルッテ首相との電話会談でプーチン大統領は、国際民間航空機関の専門家チームが早急に現場入りし、独立した客観的な調査を確保しなければならないと強調しました。双方は、墜落現場で速やかに戦闘を止めることが極めて重要だ、との意見で一致しました。
ドイツのメルケル首相との電話会談では、プーチン大統領は「ウクライナ国内の武装勢力は、専門家チームによる客観的かつ独立した調査に必要な条件を提供すべきだ」と強調しました。(ミン・イヒョウ 山下)国際・交流へ
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