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不明となったマレーシア航空MH370便について、オーストラリア海事安全局は31日夜、「30日の捜索では明確な発見はない。2隻の艦船が29日に引き揚げた物体は、不明機とは関係がない」と話しました。科学調査船「雪龍」を含む中国の艦船8隻は、当日南インド洋の新しい目標区域で捜索していました。
オーストラリア海事安全局は「航空機からの捜索は引き続き行われていて、すでに引き揚げた物体と似たようなものも報告された。しかし、不明機と関係があるかどうか確認できない」と話しています。中国の艦船「海巡01』とオーストラリア海軍の軍艦が29日の捜索で、不明機の疑いがある物体を発見しましたが、漁業設備や海洋ごみと確認されました。
オーストラリアのアボット首相は30日、「新しい合同捜索センターを設け、不明機の関連問題を処理する」と発表しました。
中国の黄恵康マレーシア駐在大使と中国政府共同作業グループのチーフを努める外務省領事局の郭少春副局長らは30日、マレーシアに到着した中国人乗客の家族を慰問した後、マレーシア側と話し合いました。
マレーシア航空側は30日、「捜索チームの引き揚げた物体が不明機の一部だと確認された場合、乗客と乗員の家族をパース港に行かせる。パースに家族支援センターを設け、家族にサービスを提供する」との声明を発表しました。(Yin、山下)国際・交流へ
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