第6回米中戦略と経済対話が今月9日から2日間の日程で、中国の北京で開かれます。ワシントンのシンクタンクであるカーネギー国際平和基金高級研究員で、世界銀行中国業務局の黄育川元局長は「今、人民元為替相場が合理的な水準に維持されている。アメリカが人民元の切り上げを強調しすぎる必要はない」と強調しました。
ルー米財務長官はこのほど、人民元為替相場が市場によって決められることを期待する考えを中国側に示しました。米財務省は、中国を為替操作国と認定しないものの、今もなお、著しく過小評価されているとみています。これに対し、黄育川元局長は「多くのアメリカの学者が、今の人民元為替相場が合理的な水準に維持されており、過小評価、過大評価という状況が存在しないとみている。十分に柔軟な双方向の変動があるべきであり、為替相場が市場によって決められることを現している」と述べました。 (hj 山下) 暮らし・経済へ
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