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中国とイギリスの中央銀行は3月31日にロンドンで人民元による清算と決済に関する覚書に調印し、決済銀行の設立計画を立てました。ドイツのフランクフルトに次いでロンドンも人民元によるヨーロッパでのオフショア取引センターへの競争に加わりました。
これについてイングランド銀行の副総裁は「イングランド銀行は中国政府が人民元の国際化に向けた努力を支持する。ロンドンは国際金融センターで、人民元業務の主な取引センターでもある。人民元決済銀行の設立によって、ロンドンは人民元の国際化プロセスでより大きな役割を果たすだろう。双方は適切な時期に決済銀行を指定する」と語りました。
イギリス財政省のデータによりますと、香港以外の人民元オフショア取引のうち、62%の人民元による支払はロンドンで行われているということです。
またこれに先立ち、先週、習近平国家主席がドイツを訪問中に、ドイツ連邦銀行と中国人民銀行は人民元の清算・決済覚書に調印し、フランクフルトはヨーロッパで初の人民元清算センターとなりました。(04/01 Lin、吉野)暮らし・経済へ
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