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中国外務省の洪磊報道官は1日、北京で開かれた記者会見で、日本政府が集団的自衛権の行使を容認することについて、「アジアの隣国の安全面の懸念を尊重し、関連問題を慎重に対応することを日本に促す」と述べました。
洪磊報道官は、また、「このところ、日本政府は、歴史問題で相次いで摩擦を起こす一方で、軍事の安全分野でも、かつてない措置を講じることによって日本の軍事安全政策に大きな変化をもたらしている。日本が戦後長く守ってきた平和的な発展の道を変えるのではないか、と疑わざるを得ない」と語りました。
洪磊報道官は、さらに「日本国内でも日本政府による集団的自衛権行使の容認に反対する声がある。日本の発展方向は、あくまでも日本国民が決めることだ。日本側が作り出したいわゆる『中国脅威論』にのっとって、国内の政治プロセスを進めることに反対する。中国は、日本にアジアの隣国の安全面の懸念を尊重し、関連問題を慎重に対応し、中国の国家主権と安全を、さらには、この地域の平和と安定を損なわないことを要求する」と述べました。(任春生、小山)
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