カザフスタンの下院は11日、ロシアがカザフスタンを経由して中国に石油を輸出することに関する協力協定を可決しました。

　この協定は、ロシア政府とカザフスタン政府が2013年12月にモスクワで調印したものです。

　協定に基づいて、ロシアが指定した企業はカザフスタンの石油パイプラインを利用して毎年中国に700万トンの石油を輸出しますが、今後、1000万トンに増やす見込みだということです。

　なお、この石油輸送パイプラインは、ロシアのオムスクから、カザフスタンのアタスと中国のアラシャンコウまでのパイプラインを指します。（玉華、kokusei）国際・交流へ