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 中国、越の不法干渉について国連事務総長に文書提出

2014-06-10 15:07:47     cri    
 中国の王民国連常駐副代表は9日、ベトナムが不法な手段で中建南プロジェクトに干渉していることについて、国連のパン・ギムン事務総長に対し、中国の立場を表明した「"981"石油掘削プラットフォームの作業、ベトナムの挑発と中国の立場」と題する文書を手渡しました。さらに、中国の立場を表すこの文書を国連総会の書類として、すべての国連加盟国に配布するよう求めました。

 この文書には、中国の西沙諸島の隣接地域内での中国企業による作業位置や、西沙諸島に対する主権をベトナムが長年承認してきたことに関する資料が含まれています。

 王民副代表は報道陣に、「中国が文書を提出した目的は、国際社会に立場を表明するためであり、真相をはっきりと説明するためだ」と述べたうえで、"981"石油掘削プラットフォームの作業に関する基本的状況を紹介し、「ベトナム側が中国側の正常な作業に対し不法に干渉し、中国の主権、主権的権利と管轄権をひどく侵犯しているほか、『国連海洋法条約』などの国際法にも違反し、当該海域の航行の自由と安全を脅かし、地域の平和と安定に支障を与えた」と指摘しました。さらに、「ベトナム側が国内の反中デモを放任した結果、ベトナムの不法勢力はベトナムにいる4人の中国人を殺害し、300人を負傷させ、大きな財産上の損失をもたらした」と語りました。

 王民副代表はさらに、「西沙諸島は中国の固有の領土であり、いかなる係争も存在しない。中国は南海の平和と安定を維持し、当該地域の国々の協力と発展を推し進め続けており、『国連憲章』の趣旨と原則、国際関係の基本ルールや国際法の基本原則も遵守している。中国は自国周辺で動乱が起こることを望んでいない」と強調しています。(06/10 Lin、小山)

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