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 人民解放軍の房参謀総長、東海と南海問題を語る

2014-05-16 15:47:38     cri    
 訪米中の中国人民解放軍の房峰輝参謀総長は15日、東海と南海の情勢について、「米国が東海と南海で起きた問題を客観的に扱い、中米両国と両軍の関係発展における大局に影響を及ばないよう希望する」と述べました。

 房参謀総長は同日、米国防総省で、デンプシー米軍統合参謀本部議長と会談しました。会談後、房参謀総長は「米国は『アジア太平洋へのリバランス戦略』は、中国に対して向けられていないと何度も強調している。しかし、周辺の一部の国が、このリバランス戦略を利用して、行うべきでないことをやっている。これにより、本来、平穏なはずの東海と南海が、にぎやかになっている。日本が『島購入』の茶番を演じ、中国に本来属する釣魚島を占有しようとしている。中国にとって決して受け入れられないものだ」と述べました。

 また、南海問題について、房参謀総長は「南海問題も同じだ。15年前に、フィリピンは軍艦を仁愛礁に座礁させた。当時は軍艦を早急に撤去すると約束したが、その後は撤去するどころか、現在では軍艦を永久に座礁させ、仁愛礁をフィリピンの島礁に変えようとしている」と指摘しました。

 房参謀総長は「南海と東海の問題において、主な責任は中国側が負うべきではない。一部の国は機会を利用して中国を挑発している。中国が絶対容認できないものだ」と強調しました。(玉華、山下)

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