6月10日、中国国際文化伝播センター・全国民間博物館連合会、成都博物館の共催による全国「民間博物館の持続可能な発展フォーラム」が成都市で開催されました。約100以上の全国各地にある民間博物館からの関係者らが集まり、民間博物館の発展について検討会を行いました。
ここ数年、中国の民間博物館は速いスピードで発展し、2013年末までに、中国で登録された各種博物館は4165館に上ります。その内、民間博物館が811館で、全国の博物館の19%占めています。また、成都市は、登録されている民間博物館が69館あり、その中の5館は国家3級博物館に評価されるなど、全国で最も博物館の多い都市です。
民間博物館の発展が目立っている一方、管理の不備や、社会への貢献が不足しているなどの問題がいまだに残っています。今回のフォーラムでは『黄龍溪コンセンサス』という規範が会議で承認されました。これに基づいて、全国の民間博物館の館長および関係者らは文化遺産保護の法律、規定を遵守したうえで、博物館の運営を行うことになりました。博物館が充分に社会へ貢献し、高いレベルの文化サービスを提供できるよう目指しているということです。
「民間博物館の持続可能な発展フォーラム」は6月11日まで行われます。(取材&写真:トントン)旅行・文化へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |