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国連の安全保障理事会は22日、シリアでの人権侵害などを国際刑事裁判所に付託するための決議案を採決しましたが、中国が拒否権を行使し、否決されました。
中国外務省の洪磊報道官は「国際社会において、シリア問題は政治的手段による解決を堅持すべきだ。国際刑事裁判所に付託することは、シリアの情勢をさらに複雑にし、問題解決が難しくなるだけだ。このため、中国は拒否権を行使した」と説明しました。
シリア問題について、洪報道官は「国際社会は引き続き、停戦と暴力の抑制によって、人道的な危機状況を改善すべきだ。特に、ジュネーブでの交渉を経ており、政権と反対派の双方は、それぞれの利害に配慮した"中道"を歩むことを実現してほしい」と話しました。(任春生、山下)国際・交流へ
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