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第20回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)高官協議および第7回「南海各方面行動宣言」ハイレベル会合は21日から22日までタイで開かれました。各国の高官は中国と東南アジア諸国連合の全方位的協力の推進と海上実務協力について意見交換を行い、幅広い共通認識に達しました。
会議に参加した中国の劉振民外務次官とタイのシーハサック外務次官は共同記者会見を行いました。
劉外務次官はその際「中国と東南アジア諸国の高官は中国・東南アジア諸国連合の海洋協力パートナーシップの建設を推進し続けることに合意し、海上実務協力を強化し、発展させていく。各方面は「手順を踏まえて徐々に進める」という原則を踏まえ、「南海行動準則」について話し合いを行っていく。関係国は『南海各方面行動宣言』を遵守し、対話と交渉を通じて見解の食い違いを解決し、情勢の複雑化と拡大化を避ける必要がある。交渉を円滑に進めるため、良好な雰囲気を作り上げていく」と述べました。
一方、タイのシーハサック外務次官は「中国と会議参加の東南アジア諸国はこれまでに定めた計画に基づき、実務的な海上協力を推進することに合意した」と述べました。
また、各国の高官は経済貿易の拡大を通じて、2020年の双方の貿易額を1兆ドルにさせると同時に、中国・東南アジア諸国連合文化交流年というイベントを通じて各国国民間の関係をより緊密なものにさせていく考えを表明しました。(hj kokusei)
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