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 李首相、中国・ASEANの協力強化を強調

2013-10-10 10:12:20     cri    

 第16回中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議が9日、ブルネイの首都・バンダルスリブガワンで開かれました。中国の李克強首相とブルネイのハサナル・ボルキア国王が共に会議を主宰し、ASEAN10カ国の指導者が出席しました。会議は中国とASEANとの関係深化を検討し、協力枠組みの設立を提案すると共に、幅広い共通認識に達しました。

 李首相は談話の中で、「中国・ASEAN戦略パートナーシップが確立されて10年来、双方の政治的相互信頼は絶えず深まり実務的協力が急速に発展し、人的往来も日増しに密になっている。国際金融危機と重大な自然災害の対応では互いに支援してきた。これは中国とASEANの協力が双方の共通利益に合致し、平和と発展を求め、協力を促す時代の流れに順応していることを示している」と述べました。

 また李首相は中国とASEANが2つの政治的共通認識をさらに深めていく必要があると強調し、「第一に協力推進の根本は戦略的相互信頼を深め、善隣友好を広めていくことにある。第二に協力深化の鍵は経済の発展にスポットを当て、互恵共栄を拡大していくことにある。双方はチャンスを掴み、中国・ASEANの幅広い分野においてハイレベルかつ全方位的な協力を推し進めていくべきだ」と述べました。

 このほかASEAN諸国の指導者は中国が善隣友好政策を堅持し、自らの発展によって周辺諸国に利益をもたらし、この地域の繁栄と安定の促進に重要な貢献をしたことを高く評価しました。また李首相の提案に歓迎の意を表した上で、「中国と相互信頼と互恵共栄の精神に則って、各分野における実務的協力を深め、今後10年間のASEANと中国との関係発展に有利な条件を作り、手を携えてアジアのより美しい未来を切り開いていきたい」との考えを示しました。(Katsu、吉野)

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