中国外務省の華春瑩報道官は15日、定例の記者会見で、第6回中国・インド戦略対話について説明しました。
中国外務省の劉振民次官とインドのスジャータ・シン外務次官が14日、北京で、第6回中印戦略対話を行いました。華報道官によると、外務省の劉次官は「両国は互いに重要な隣国であり、協力パートナーである。近年、両国関係は安定的な発展を保っており、上昇軌道にもある。今年は『中・印友好交流年』にあたり、幸先の良いスタートを切っている。共にハイレベルでの交流を保ち、戦略的な相互信頼を深め、実務協力と友好交流を広げていく。重要大な国際問題や地域問題においても、戦略的な交流と協力を強化し、意見の違いを適切に解決し、両国の戦略的な協力パートナーシップの更なる発展を推進していきたい』と述べたということです。
一方、シン外務次官は「今回の戦略対話を通じ、インド政府が中国との関係を非常に重視し、両国の平和と繁栄に向けた戦略的な協力パートナーシップの強化に取り組んでいる姿勢を改めて強調したい。インドの各党派は、両国の戦略的な協力パートナーシップの発展について基本的な共通認識を持っており、今年の総選挙後、どの政党が政権を担当しても、インドの対中国政策は変わらないと信じている」と話したということです。(玉華、山下)
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