中国の王毅外相は14日北京で、第6回中・印戦略対話に出席するため中国を訪問中のインドのスジャータ・シン外務次官と会談しました。
王外相は、「中国とインドはいずれも発展途上国であり、協力のパートナーになるのは自然のことだ。両国は共に提唱する平和共存5原則を基礎に、特色ある友好協力の道を見出し、二国間関係は健全な発展の段階に踏み込んだ。今年は『中印友好交流年』であり、インドの総選挙の年でもある。両国関係の良好な発展の趨勢を保つことは双方の共通の利益に合致する。中国はインドとともに、両国首脳が達した共通認識を実行し、各分野での互恵協力と友好交流を推進すると共に、世界と地域の問題での戦略的交流と協調を強化し、平和発展・協力発展・共同発展を実現していきたい」と述べました。
シン外務次官は、「インドは中国との戦略的協力パートナー関係の発展を非常に重視している。今年は『印中友好交流年』で、インドと中国が共同で提唱した平和共存5原則の発表60周年でもあり、両国関係は新しいチャンスに向き合っている。インドは中国とともに、両国間のハイレベル相互訪問を推し進め、各分野での協力と交流を深め、両国関係の良好な発展の勢いを保っていきたい」と述べました。(玉華、大野)
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