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 李首相、「RCEPとTPPは促進しあうことができる」

2014-04-10 14:26:41     cri    

 中国の李克強首相は10日に海南省のボアオで、「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)と環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は互いに促進しあうことができる。中国は各側とともに、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉プロセスを推進し、2015年に協定を達成するよう努力したい」と述べました。

 これは李首相がこの日ボアオ・アジア・フォーラム2014年度年次総会の開幕式で行った演説の中で述べたものです。李首相は、「これまでの10年余り、アジア地域の貿易規模は1兆ドルから3兆ドルに増え、地域内各国の貿易総量に占める割合は30%から50%に増えた。しかしEUと比べればまだ大きな差がある」と述べました

 李首相は「地域経済一体化はこの地域の各国の共通の利益であり、各国は心を一つにして協力し、貿易自由化と投資の利便化を促進し、協力のレベルを向上させていくべきだ。RCEPは東アジア地域で参加国が最も多く、規模が最も大きい貿易協定の交渉で、既存の成熟した自由貿易区の整理統合である。中国は各国と共に、交渉のプロセスを推進していきたい」と述べました。

 また李首相は、「中国はTPPに対して開放の態度を持ち、世界貿易の発展、公平で開放された貿易環境にプラスとなることであれば、いずれも歓迎する」と述べました。(玉華、吉野) 暮らし・経済へ

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