伝えられたところによりますと、3月31日、アメリカ国務省のハーフ副報道官は、中国がフィリピン側の仁愛礁へ向かう補給船を阻止するため、2時間近く対峙していたことについて、「不安定を招く挑発行為だ」とした上、「アメリカは中国に行動のエスカレートを避けるため、仁愛礁におけるフィリピンの存在を許すよう促す」と発言しました。
これに対し、洪磊報道官は1日の記者会見で、「中国は仁愛礁を含めた南沙諸島に対し、争う余地のない主権を有している。中国はフィリピンが仁愛礁を占領しようとするいかなる挑発をも決して座視できず、中国の正当かつ合法的権益を断固として守っていく」と話しました。
洪磊報道官はまた、「仮に、1999年にフィリピン側が軍艦のいわゆる座礁により、仁愛礁を不法占拠しようとする行動や、最近、仁愛礁におけるその不法な存在を固定化しようとする行動がなければ、目下、中比がこの問題をめぐり、エスカレートすることもない。フィリピンは間違いなく挑発者とトラブルメーカーである。アメリカ側に事実を尊重した上、無責任の言論をやめ、関係国の挑発と冒険行為の助長をやめるよう促す」と述べました。(Yan、kokusei)
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