中国環境保護省の関係責任者は26日、自動車の排気ガスが中国の大気汚染の主な発生源であり、スモッグ、光化学スモッグの主な原因であることから、自動車の排出ガス対策の緊迫性が日増しに大きくなっていることを明らかにしました。
中国環境保護省はこのほど、『2013年中国自動車汚染対策年報』を発表し、2012年の全国の自動車排気ガスの状況を明らかにしました。この『年報』によりますと、2012年、中国の自動車保有台数は2億2000万台を超え、排気ガスは4600万トンでした。自動車を主な汚染源として、排出された窒素酸化物と粒子状物質は9割を越え、炭化水素と一酸化炭素は7割を超えているということです。
この責任者は、自動車保有台数の急速な伸びに伴い、中国都市部の空気は、練炭と自動車排気ガスによる複合汚染になっている特徴があるとして、環境省は今後、一連の対策を講じて、自動車排気ガスによる大気汚染対策を講じるということです。(ヒガシ)暮らし・経済へ
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