ドイツのメルケル首相の率いる与党キリスト教民主・社会同盟（CDU・CSU）と、与党入りした最大野党・社会民主党（SPD）は15日、次期内閣の閣僚名簿を発表した。

　新内閣は首相1人、首相府大臣1人と14人の閣僚からなっています。新首相はメルケル首相が率いるキリスト教民主同盟から出しますが、その他の15の閣僚ポストのうち、キリスト教民主同盟は6つ、キリスト教社会同盟は3つ、社会民主党は6つとなっています。

　メルケル首相は15日にキリスト教民主・社会同盟の6人の閣僚名簿を発表しましたが、現任のフォンデアライエン労働社会相は次期国防相として指名され、ドイツ初の女性国防相となります。デメジエール氏は内相に再就任し、現任のショイブレ財務相は留任します。

　キリスト教民主・社会同盟と社会民主党は16日に組閣協議に調印し、17日に議会全体会議を開きます。その際、メルケル首相は新連立政権の首相に選出され、同時にガウク大統領に対し首相就任の宣誓を行います。（玉華、kokusei）暮らし・経済へ