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中国の王毅外相は15日に、アメリカのケリー国務長官と電話会談を行い、中米関係、パレスチナとイスラエルの和平交渉、シリア問題などの国際問題について意見を交わしました。
王毅外相は電話会談の中で、「2日後に外相就任後初めて中東地域を訪問する。習近平主席が今年5月に唱えたパレスチナ問題を解決する『4つの主張』を実行し、パレスチナとイスラエルの和平交渉を促すことが目的だ。現在の情勢の下でパレスチナとイスラエルが機会を逃さず、和平交渉の軌道に乗り、より多くの措置を講じて、相互信頼を構築し、和平交渉でできるだけ早く実質的な進展を遂げるよう期待している。これについてアメリカ側と意思疎通を図っていきたい」と述べました。
ケリー国務長官は、パレスチナとイスラエルの和平交渉についての見方やアメリカ側の考えに触れ、王毅外相が今回の中東訪問で予定の成果を収めることを期待し、中国との協力を強めたいとの考えを示しました。
シリア問題についての第2回ジュネーブ会議が、来年1月下旬に開かれますが、これに対し王毅外相は、「関連各側が努力し、会議が予定通りに開催されることを望む。また積極的な進展をとげ、シリアの政治移行プロセスが実質的にスタートすることを期待している」と語りました。(任春生、吉野)
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