中国の王毅外相が10月30日、フランス外務省で、ファビウス外相と会談を行い、中仏関係や共に関心を寄せる国際問題と地域問題について意見を交換し、重要な分野で共通の認識に達しました。
席上双方は、「両国元首の共通の認識事項を実施し、両国の全面的な戦略パートナー関係を新しいレベルに推進するべきだ」と強調しあいました。
その措置として、まず、一連の活動を開催し、来年の両国国交樹立50周年と全面的戦略パートナー関係樹立10周年の記念イベントをきちんと行うこと。第2に、ハイレベルの相互訪問を維持し、戦略的な相互信頼を深めていくこと。第3に、貿易の規模拡大に努め、両国企業の相互投資を奨励していくこと。また原子力エネルギー、航空などの伝統分野における協力を強化し、持続可能な発展、医療衛生、農業食品加工、デジタル化、新エネルギーなどの新しい分野における協力を拡大し、金融協力をも推進していくこと。第4に、教育と観光分野における協力規模を拡大し、両国の民衆、特に青年の交流を強化し、両国関係の基盤を強固なものにしていくこと。第5に、国際問題と地域問題における協調と協力を強め、シリア問題の政治的解決を共に推進し、イラン核問題をめぐる交渉を支持し、アフリカ問題解決における協調と協力を強化していくことなどです。中国側は、フランスが2015年に『国連気候変動枠組み条約』締約国会議を主催することを支持するとしています。(玉華)
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