自動車の照明に不具合があったとして、フォルクスワーゲン中国が20日に、中国で20万7778台をリコールしたのに続き、フォルクスワーゲン（VW）は21日に、駆動システムに不具合が見つかったとして、全世界で約264万台のリコールを実施すると発表しました。報道によりますと、リコールされた自動車は傘下のいくつのブランドの各車種のほか、同社のベストセラーモデルも含まれており、フォルクスワーゲンにおいて史上最大規模のリコールとなるということです。

　リコール対象には2008年から2011年の間に生産されたスポーツ用多目的車（SUV）の「ティグアン」80万台が含まれ、リコール理由を回路の一部が故障し照明機器などが作動しなくなる恐れがあるためとしています。（馬ゲツ・吉野）　暮らし・経済へ