第6回アジア太平洋人口大会閣僚会議が20日タイのバンコクで閉幕しました。同会議は同日、賛成多数（賛成37、反対3、棄権2）で『第6回アジア太平洋人口大会閣僚会議宣言』を採択しました。

　同宣言は、アジア太平洋地域における人口発展の現状と未来をはじめ、生殖の健康、男女平等、都市化、人口移動などでの経験をまとめ、今後10年間の重点目標を定めました。また、「生殖と性をめぐる権利及び関連教育、社会衛生サービスを受ける権利を得ることは非常に大切で、アジア太平洋諸国は連携を強化して実際の行動を取らなければならない」と強調しています。

　中国国家衛生計画出産委員会の李斌主任をはじめとする代表団も会議に出席しました。代表団は「中国は人口分野で積極的に模索し、大きな成果も収めている。これは、社会の発展や国民の健康向上を推進するとともに、世界人口の安定化や持続可能な発展推進にも貢献している。中国政府は各国政府や国際社会と共に、人類の福祉厚生のためにたゆまぬ努力を払っていきたい」との考えを示しました。（ミン・イヒョウ）国際・交流へ