アメリカのバイデン副大統領は今週末にインドとシンガポールを訪問しますが、直前の18日、ワシントンでアジア太平洋政策について演説し、アメリカ政府のアジア太平洋における再均衡(リバランス)政策を重ねて言明しました。
バイデン副大統領はその際「アジア太平洋地域には、明るい前途があるが、まだ不確定要素とリスクが存在している。アメリカの戦略の重点は、貿易中断の対応や大量破壊兵器の拡散、人道的な危機、国家間の衝突、それに朝鮮の持続的な脅威によってもたらされたリスクに置かれている。このため、この地域の国々の間に効果ある機構や同盟、パートナーシップを構築する必要がある」と述べました。
バイデン副大統領はまた「アメリカは、日本、韓国、中国、ロシアと連携を密にし、朝鮮に原子力・ミサイルプロジェクトの停止を促す。アメリカは朝鮮と直接接触することを期待するが、前提は朝鮮側が誠意ある交渉を行うことに同意し、核計画の放棄を承諾することだ」と述べました。
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