関係者は、「今回交渉は、前のラウンドで行なわれた安全問題についての討論を続けた。そしてイスラエル側の代表は、パレスチナのアッバス大統領が15日にパレスチナ国内の安全問題についての発言に抗議を表明した」と述べました。
アッバス大統領は15日、学生組織の活動に出席した際、「将来、パレスチナ国内の安全問題はいかなる外国からの干渉をも許さない」と述べました。
イスラエルの交渉代表は、これについて「アッバス大統領のこの発言はパレスチナとイスラエルの和平交渉についての規約にそむいている」と指摘しました。
なお、前ラウンドの交渉で、イスラエル側は将来のパレスチナ国内の安全問題に関する17項目の計画を打ち出し、それには、ヨルダン川西岸地区にレーダー装置を設置することが含まれており、パレスチナの代表はこれを拒否していたものです。(玉華) 国際・交流へ
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