東北部吉林省の中東部地域では、この15日から続いている豪雨でこれまで14人余りの死傷者が出ており、関係者は、今回の豪雨は当地域としては史上最大のものだとしています。
主管部門が発表した最新のデータによりますと、豪雨は吉林、白山、遼源など多くの地域を襲い、あわせて28の県が被災し、被災者数は76万人に、倒壊した家屋は1633間に、そして14人が死亡、7人が行方不明となっています。また、農産物の被災面積は196.7キロヘクタールに上っているということです。
今回の豪雨で、省内の松花江、東遼河、輝発河、嫩河、洮児河、双陽河と擋石河など7つの川で洪水警報が出され、8つの大型ダムと25つの中型ダムでは水位が警戒ラインを超え、洪水防止情勢は深刻です。
これに対し防災本部は、7つの専門チームを派遣し、洪水防止と救援作業を全面的に展開しています。また、18日までに省内の各級財政部門は合わせて1億元近くの救援資金を投入しました。(劉叡)暮らし・経済へ
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