安徽省民政庁が1日に明らかにしたところによりますと、6月30日から、安徽省南部の黄山、宣城の両市では豪雨が続き、洪水により10人が死亡し、5人が行方不明となっています。

　安徽省民政庁の1日の午後10時の発表によりますと、豪雨で黄山市、宣城市の複数の地域の水位が急激に上昇し、山津波、地すべりなどが発生し深刻な状況となっています。当日の午後7時までに10人の死亡が確認され行方不明者は5人となっています。被災人口は51万3000人にのぼり、そのうち10万2000人が緊急避難しました。また倒壊した家屋は1115軒で、破損がひどい家屋は6520軒となっています。

　国家防災委員会、民政省は1日に作業グループを派遣して救援活動を指揮しています。また安徽省民政庁と財政庁は救援資金として318万元を拠出しました。（玉華、吉野）暮らし・経済へ