このほど、中国当局がいくつかの多国間企業を調査し処理したことは、一部の海外メディアの議論を引き起こしました。米国の新聞「ワシントンポスト」は「これは、中国当局が国民の食品と医薬品の安全問題に対する注意をそらすためである。」と非難しています。
これを受けて新華社通信は12日の論評で「このような当局の処理と調査は、多国間企業が過ちを正すことと中国市場における健全な発展にとっても無益ではない」と強調しました。
この論評は「製薬大手グラクソ・ スミスクライン(GSK)、乳業大手ダノン・デュメックスと乳製品会社のミード・ジョンソンが処罰を受けたことは、これらの企業が中国で暴利をむさぼったためだ。その違法行為は証拠がはっきりしており、これが中国でなくても必ず厳罰に処されるだろう。これら企業が当局からの処罰に異議を唱えなかったこは中国側の調査と処理が正当であったことを表明している」と書いています。
論評はまた「中国当局の矛先はその企業ではなく、商業的な腐敗や市場独占などの不正を取締るためだ」と強調しています。(HJ)暮らし・経済へ
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