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 人民元対ドル直物相場が最高値を更新

2013-08-08 13:48:40     cri    

 7月末以降、人民元の対ドルの直物為替相場は中間値を上下し、小幅に変動しながらも再び上伸し、8月7日に史上最高値の1ドル=6.1189元をつけました。分析筋は、最近人民元相場が上伸傾向になった理由を中国経済への成長予測の改善、米ドルの段階的な下方調整、安定的に推進されている人民元の国際化プロセスや為替改革によるものだと見ています。また、今後しばらくの間、人民元は相対的に切り上がる傾向を保ちながらも、米ドルの潜在的な切り上げ予想が人民元の更なる上昇をけん制していくだろうと見ています。

 為替交易センターのデータによりますと、8月7日の直物為替取引では、人民元の対ドル相場は5月末の1ドル=6.1210元の記録を更新して、一旦1ドル=6.1189元の史上最高値に跳ね上がりました。当日の終値は前日より25ポイント上昇した6.1193元で、上昇幅は0.04%でした。

 関係筋は、米ドル指数がこれまでの取引日では三日続けて下落し、中国国内で取引される人民元(オンショア人民元)の対米ドル中間値がその反動で三日続けて上伸したことが、人民元対ドル相場新記録を押し上げた背景の一つだと見ています。しかし、中間値がここ二か月、狭い幅での変動を突き破っていないため、これですべての理由を語りつくすことはできないと見られています。

 アナリストはドルの上昇が人民元切り上げの幅を抑え、今後の人民元為替は安定を保ちながらも上昇傾向をたどっていくだろうと見ています。(Yan、丹羽)暮らし・経済へ

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