「腹七部目」とは中国の漢方医の養生理念です。このほど、「長期の節食によるマウスの腸管菌群構造への影響」という論文はこの漢方医のこの理念に科学的根拠を探し当てました。
この論文は、上海交通大学の趙立平教授グループ、中国科学院栄養化学研究所の劉勇グループ、国家人類遺伝子チーム南方センターの趙国屏グループなどが共同で発表したものです。
趙立平グループは、生まれたマウスに節食を続けさせ、その菌群構造が年齢の違いに伴って変わる過程を研究しました。その結果、節食を通じて、マウスの寿命にプラスとなる細菌の量が増えることが分かりました。趙立平教授は「この研究は人類の節食にも良い参考となる。研究を通じて、『腹七部目』という漢方医の養生理念は非常に正しいことがわかった」と述べました。(hj)暮らし・経済へ
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