中国のネット販売最大手「淘宝網（タオバオ）」がこのほど発表した『中国眠れない都市ランキング』で、上海市、北京市、杭州市、深圳市、広州市が上位5位を占めたということです。

　このランキングの順位は、この5カ月間に淘宝網でアイマスクと耳栓を購入した量の多い順番で決定しました。

　淘宝網によりますと、ネット上では睡眠補助用品が大人気で、この5カ月間で耳栓の売上は20万件を超え、アイマスクの売上は9万件近くに達しました。そのうち人口1人当たりの購入数が最も多かった上位5都市は上海市、北京市、杭州市、深圳市、広州市で、最も多かった上位3省は江蘇省、広東省、浙江省だということです。

　また、購入者は18歳から29歳までの若者が全体の7割を占めています。これに対して専門家は、「これらの睡眠補助用品は不眠を根本的に改善するものではない。まず自分の心理をコントロールすることが大切だ」と述べています。（馬ゲツ・大野）暮らし・経済へ