中国とアメリカの第5回戦略経済対話がこのほどワシントンで行われました。双方は、エネルギーや環境保護など8分野の91項目の協力について合意しました。
対話では、首脳同士の交流を強化し、両国首脳の特別代表の間にホットラインを開設することを決めました。また、今回の対話では、サイバー問題に関する作業部会が初めて開催されました。双方は、この作業部会をサイバー問題に関する政府間交渉の主なルートとし、サイバー問題について持続可能な対話を行っていくことで合意しました。
また、両国の軍の関係を新たなレベルに引き上げ、重大な軍事行動の際の相互通報メカニズムを積極的に検討することを確認しました。地域および世界的な問題については連携を強化し、共通の課題に共に対応して、平和と安定を確保するとしています。
経済については、20カ国・地域首脳会合(G20)での約束を履行し、通貨安競争を回避すること、マクロ政策の調整を強化し、世界金融の安定を共に確保すること、貿易や投資の開放を促進すること、保護貿易に反対すること、金融分野の改革や監督を強化することなどを確認しました。(鵬、NM) 国際・交流へ
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