第5回中国デジタル出版博覧会が9日に北京で開幕しました。博覧会では昨年の状況が報告され、2012年の中国デジタル出版業の収益は前年より40.47％増え、1935億4900万元に達したことが分かりました。

　中国新聞出版研究院の郝振省院長は開幕式で「2012－2013中国デジタル出版業年度報告」を発表しました。報告によりますと中国デジタル出版とデジタル出版物の利用者数はいずれも急速な伸びを示しており、利用者数は11億8200万人に達したということです。

　また全体収益の上位3位はインターネット広告、ネットゲーム、携帯の着メロやゲームなどを含む携帯関連で、それぞれ753億1000万元、569億6000万元、486億5000万元となっています。一方、成長スピードから見れば、インターネット上の定期刊行物は2006年には5億元でしたが2012年には10億8300万元となり、安定した成長ぶりを見せています。このほか電子図書も2011年に比べておよそ４倍の31億元に達し急速に成長しています。（Katsu、吉野）暮らし・経済へ