中国新疆ウイグル自治区カシュガル地区巴楚(マラルベシ)県で今月23日に発生したテロ事件で、地元の警察当局は29日、事件に関わったテロ集団が全員、逮捕されたと発表しました。
それによりますと、事件には25人が関わっていましたが、警察との衝突で6人がその場で射殺され、8人が逮捕されました。その他、逃走していた11人も相次いで逮捕されました。同時に、爆発物や分離独立組織の旗、刃物および不法な宗教の宣伝物なども押収され、テロ集団の形成や活動、事件に関する真相も解明されたということです。
この事件について、新疆ウイグル自治区のヌル・ベクリ主席は「事実が示しているように、テロリストや過激勢力による様々な暴力行為は民族の問題でも宗教の問題でもない。それは分離と反分離、祖国の統一の確保と破壊をめぐる政治的な戦いである。妥協や譲歩の余地は少しもない」と強調しました。さらに「新疆では、分離主義に対する戦いは複雑で、長期的なものになる。テロリズムや分離主義、過激主義の厳しい取締りを続けなければならない」と主張しました。(鵬、丹羽)
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