中国観光研究院は24日北京で、「中国の海外旅行の発展状況に関する年度報告書」を発表しました。2013年の中国人の海外旅行動向は、依然として急速な成長を保つ見込みで、海外を訪れる中国人観光客数は去年同期に比べて15%増え、9430万人に達し、関連する消費額も去年同期に比べて20%増え、1176億ドルに上ると予測されています。
報告書は、「今年は、海外を訪れる人々のニーズもいっそう分かれるだろう。観光を目的とする人は、引き続き長期的に存在すると見られ、同時により安い値段で海外を訪れる人もいる。何度も海外旅行に訪れる人と、じっくり観光を味わう人がそれぞれ増えるだろう」と指摘しています。
中国観光研究院の戴斌院長は報告発表会で、「中国で海外旅行は、少数の人が享受できる権利から誰にでも身近なものへと変わりつつある」と述べました。(万、中原)暮らし・経済へ
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