アメリカのケリー国務長官は24日に、イラクの首都・バグダッドでマリキ首相と会談しました。会談後の記者会見で、ケリー国務長官は「シリア問題においてアメリカとの協力強化をイラクに求めた」と述べました。

　ケリー国務長官はまた「イランからシリアに向かう航空機が毎日、イラクの上空を飛んでいる。一部の飛行機はイランがシリア政府に支援する武器を輸送している。アサド政権への支援はすべて問題だ」と述べました。

　アメリカの情報筋によりますと、イラクは去年、このような航空機を検査することを表明しましたが、実際に検査を受けたのはわずか2機だけだったということです。（万、吉野）国際・交流へ