中国の習近平国家主席が22日から24日にかけてロシアを公式訪問します。これについて、ロシア駐在の李輝中国大使は18日、習近平主席のロシア訪問は中国の新たな指導層が中ロ関係を重視していることを示しており、中ロの全面的戦略協力パートナー関係の発展に新たな原動力を注ぐに違いないと表明しました。

　李大使は「中ロ両国は互いに最大の隣国であり、互いに最も重要で優先的な協力パートナーと見なしている。政治の面で中ロは互いに国家の主権、安全と領土保全、及びそれぞれが選んだ国家発展の道を尊重している。また、安定の維持や経済振興、民生の改善に取組むことを互いに支持している。経済の面では、中ロ間の経済貿易における実務的協力が絶えず深まっており、中国は2年連続でロシアにとって最大の貿易パートナーとなった。文化協力の面では、今年、『中国観光年』がロシアで行われる」と述べました。

　李大使は、中ロ両国は引き続き双方の発展をめぐる戦略的チャンスを十分生かし、共同発展と繁栄を求めていくことを強調しました。（Katsu、中原）