経済日報によりますと、インターネットによる教育と学習環境を整えるため、中国教育省は中国移動通信（チャイナ・モバイル）や中国電信グループ（チャイナ・テレコム）などの企業と協力して、今年中に約10万箇所ある義務教育段階の農村学校に10M以上のブロードバンド回線を接続させるということです。

　王延覚教育省科学技術局長は「全国をカバーする教育情報インターネットのネットワークがすでに整っている。その中でも、中国教育科学研究網は2000箇所の教育研究機関とつながり、2000万人のユーザーを持つ世界最大の国家級学術ネットワークを誇っている」としています。

　また、インターネットの普及とともに、端末設備の配置も進んでいます。基礎教育段階の学校におけるパソコンの台数も、2008年、生徒19人に対し1台の割合でしたが、2011年には13人に1台に上がりました。（イツゴウ、山下）

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