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 「中国映画国際影響力調査報告2012」が発表

2013-03-04 13:58:48     cri    

 「中国映画国際影響力調査報告2012」が、このほど北京で発表されました。今回調査で回収した1175通のアンケートのうち1117通が有効でした。

 今回調査は世界の107カ国、43言語の人を対象に行い、調査の結果、10万8000の参考データーを得ました。このアンケートは中国文化国際放送研究院が実施したもので、2011年から2年連続で行なわれました。

 「なぜ中国映画を観ますか」という質問に対し、64%の人が「中国文化を理解するため」と答えています。関係者は「映画で中国文化を表現するには、演技だけでは足りない。せりふ、脚本はもっと大切な道具だ。今回調査では、せりふが聞き取れない、脚本がわかりにくいなどと答えた人が多く、これが外国人が中国映画を鑑賞する上での最大の問題となっている」と話しています。

 また、せりふの問題は字幕の翻訳にあると言われていますが、「中国映画の改善点は」という質問に対し、多くの人が「字幕」の改善だと答えており、多くの外国人にとって、字幕は映画の物語を理解するためのポイントになっていることが分かりました。

 また、51%の外国人が改善点として、脚本をあげており、50%近くの外国人は中国映画の脚本は論理的にわかりにくいと答えました。以上のことについて北京師範大学映画テレビ研究センターの黄会林主任は、「文化の違い、言葉の壁などの影響を排除していくことが必要であり、シナリオライターの人材不足も中国映画国際化では弱点になっている」としています。(陳博、志摩)

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