中国外務省の華春瑩報道官は6日北京で、中国の楊潔チ外相が5日の夜にアメリカの国務長官と電話会談を行ったことを明らかにしました。
楊外相はその中で、「朝鮮半島の核問題を適切に処理し、半島の平和と安定の維持は関係各方面の共同利益に合致し、また各方面の共同責任でもある。中国は朝鮮半島の非核化の実現に力を入れており、半島の平和と安定を守る立場が明確で、確固たるものである」という考えを表明しました。
また、「現在、半島の情勢は敏感で複雑な状態にあり、中国は関連する動きに高い関心を寄せている。関係各方面は大局に目を向け、慎重な態度をとり、朝鮮半島の非核化の実現と東北アジアの長期的な安定に努め、対話を通じて各方面が関心を寄せる問題を、全面的かつバランスよく解決して、半島情勢の緊迫化を回避すべきだ。そして各方面は六カ国協議という大方向を堅持し、六カ国協議の再会に条件を作るべきだ」と強調しました。(万、KOKUSEI)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |