ミャンマー政府とKIO・カチン独立機構が4日、中国雲南省の瑞麗で会談を開き、共通の認識に達しました。中国外務省の華春瑩報道官は5日北京で、「双方が停戦や和平交渉などの重要な問題の交渉で成果を収めたことを評価し、これからの双方の和平交渉にも引き続き建設的な役割を果たしていきたい」と述べました。

　なお、中国の斡旋のもとで4日、ミャンマー政府とKIOが瑞麗で開いた会談は、最近衝突がエスカレートしてから始めて双方が直接接触したものです。中国外務省アジア局の羅照輝局長が会議の前にミャンマー政府の代表およびKIOの代表とそれぞれ会談し、その後、証人としてこの会議にも参加したということです。（任春生、大野）