中国観光研究院によりますと、今年の春節（中国の旧正月）期間中、中国人観光客は2億1100万人に達し、去年に比べ2割増える見込みです。また、1267億元（約1兆7700億円）の観光収入が見込まれていて、去年より25％伸びると予想されています。

　観光客の予約市場先行指数によりますと、春節期間に、76.8％の中国人が旅行に出かけるとされ、去年の36.5％を大幅に上回りました。春節期間の旅行は国内観光が主で、最も人気のある旅行先は北京、上海、海南島の三亜など、伝統的な観光都市に集中しています。海外旅行の場合、韓国と東南アジアが多くなっています。個人旅行やマイカー旅行が人気を呼んでいて、特に、37.2％の観光客がマイカー旅行を選んでいるということです。（Lin、山下） 旅行・文化へ