中国国家観光局が6日に発表したところによりますと、昨年1年間に台湾を訪れた大陸の観光客は前年より57.58％増え、延べ197万人に達し、これまでの最高を記録しました。

　このうち団体旅行は45.75％増の延べ178万2600人、個人旅行は553.29％増の延べ19万700人でした。

　また台湾の関連機関は、大陸からの観光客は全体の観光客の36％を占め、市場シェアは2番目の日本を15ポイント上回っているという統計をだしています。

　大陸からの観光客が増加したのは、天津や重慶など10都市で個人向けツアーを設けたことや、台湾行きツアーを取り扱う旅行社を増やすなどの関係観光機関の有効な措置が働いたものと見られています。（閣、吉野）　旅行・文化へ