旧正月（春節）まで後１ヶ月を切りましたが、大晦日に一家団欒して食べる贅沢な食事「年夜飯」の半製品セットや商品券のネットでの販売が人気を集めています。

　「レストランを今から予約しなければ間に合わない。自分で作るにはなかなか自信がなくて…」と思う人が少なくないようです。ネットで調べてみると、「年夜飯」の半製品セットが多いことにびっくりしました。

　ある蘇州の「年夜飯」の半製品セットは、もともと700元でしたが、割引後の価格は530元となり、前菜や炒め物、スープ、デザート、果物など計22品の料理からなっています。炒め物には揚げスペアリブの香味炒めや、エビとホタテの炒め、豚足の醤油煮込みなどがあり、デザートには八宝飯（パーポーファン）」や蓮の実を入れた黒米ケーキなどがあります。

　商品の説明書には、「すべての料理は簡単に加工してお召しいただけます。袋を破って加熱し、あるいは油でちょっと炒めたり、水を少し入れたりしてすぐ出来上がります。いかなる調味料を加える必要がありません」と書かれています。

　「年夜飯」半製品のネット販売はここ数年はやりだした新しい販売モデルです。消費者はそれを購入する前に、製品の生産日と賞味期限を聞いた上、輸送時間を出来るだけ短くするため製品の輸送都市から所在都市までの距離などを総合的に考慮したほうがベストだと、専門家が勧めています。（ＺＨＬ）暮らし・経済へ