このほど中国商務省と上海市政府の共催により、上海で第8回中国産業国際競争力フォーラムが行われました。フォーラムでは「中国の製造業は、生産高が世界の約20%を占め世界トップとなっているものの、いまだ工業の強国ではない」との意見が出されました。
これについて、中国社会科学院の学部委員で工業経済研究所の金碚所長は「ほとんどの産業が世界の技術レベルに達していない。一部の国産品は全体の質では世界の先進レベルに達しているが、中心となる部品は依然として輸入に頼っている。中国製品の文化的要素やブランド価値が薄く、先進国とは差が大きい」と具体的な理由を上げ、課題点を指摘しました。(鵬、吉野)暮らし・経済へ
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