欧州理事会のファン・ロンパイ議長は23日、「二日間にわたるEU・欧州連合特別首脳会議は、2014年から2020年までの予算規模を定める『中期財政計画』について合意できなかった。理事会は、27の加盟国の合意を目指して、今後数週間引き続き各国の立場を協調していく」と述べました。

　特別首脳会議が成果を収められなかった原因について、ファン・ロンパイ議長は「さらなる予算削減を主張する国もあれば、これに反対する国もある。次の段階の交渉では、『計画』を修正する必要がある」と強調した上で、「2013年年始には合意できるだろう」と、最終的な合意に自信を示しました。（朱丹陽　中原）
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