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<党大会>18大、中国の発展方向を強調

2012-11-08 19:02:32     cri    
 中国共産党第18回全国代表大会は8日、北京で開幕しました。党大会の最も重要な議事日程の一つとして、胡錦涛総書記が第17期中央委員会を代表して報告を行い、「中国共産党は国を導き、断固として中国の特色ある社会主義の道を歩んでいく」と表明しました。これによって、中国の未来発展の方向、目標、任務、戦略などが大会の全代表、全ての国民、中国の発展に関心を寄せる世界中の人々に知らされました。

 中国共産党章程によって、党の最高指導機関は全国代表大会とそれによって設置される中央委員会です。党大会は6つの職権を有しており、党の最も重大な問題の研究及び決議を行います。従って、党大会の決議は党の発展において重要な役割を担っています。更に、中国共産党は中国の執政党であり、党大会の決議は中国の未来発展にも重要な役割を果たしています。改革開放以来、中国共産党は6回党大会を行いました。今回新たな時代背景で開かれた第18回全国代表大会は、引き続き中国の未来発展の方向と政策を示すことになります。胡総書記の報告は、国民に今回党大会の主な内容を伝えました。

 報告では過去5年間の仕事を振り返り、過去10年の仕事をまとめました。その中で、中国共産党は中国の国民を率いて、困難を乗り越え多くの成果を得てきたとし、事実を通して今までの党大会と党の中央の決議が正しいことを証明しました。同時に、中国の発展は世界に貢献し、中国の未来発展にも大きな基盤を作りました。

 報告では科学的発展観が打ち出されたここ10年の実践効果と国民の願望を基に、科学的発展観の指導地位を更に明確にしました。

 報告では、第16回全国代表大会以来、小康社会(いくらかゆとりのある社会)を全面的に建設してきたプロセスと今後中国が直面する情勢と条件などを全面的に分析し、小康社会を全面的に達成することを党と国の今後10年の目標に定めました。「建設」から「達成」への変換は、新世紀に入ってから中国が歩んできた道のりを反映し、更に大きな自信と決意を表しています。

 また、報告は「改革開放が中国の命運を決める鍵となる選択だ」と指摘しています。過去30年余り、改革開放によって、中国は急速な発展を遂げました。今後の発展においても、中国は断固として改革開放を堅持しなければなりません。われわれは自信を固め、勇気を持って、改革革新の精神を、国を治める各段階に貫くことを堅持しなければなりません。

 報告は全面的に中国の特色ある社会主義の「五位一体」(つまり、経済建設、政治建設、文化建設、社会建設とエコ文明建設)という戦略的布石を説明しました。中国の特色ある社会主義の経済、政治、文化、社会、エコ文明など各方面の建設、及び党の建設に対しても全面的に手配しました。そして、中国が終始平和発展の道を堅持する意志を改めて強調した上で、責任ある世界の大国として、中国の発展が世界にとって有利だと指摘しました。中国人民は平和を愛し、発展を望んでおり、各国の人民と共に人類の平和と発展という崇高な事業のために努力していきたいと述べています。

 30年余りの改革開放を経て、中国と世界はすでに緊密につながっています。そのため、ますます多くの国と人々は中国の党大会に関心を寄せるようになっています。これは中国の未来への注目で、そして世界の未来への注目でもあります。胡錦涛総書記による報告は、中国の未来に向けた発展方向や、目標、任務、戦略に基調を定めました。報告が採択されれば、中国の発展を促すものに違いありません。

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