第7回中国(国際)水サミットが29日、北京で開かれました。中国灌漑排水発展センターの閻冠宇副主任はフォーラムで、「2011年から2015年までの期間中、中国は、農村飲用水の安全性確保のためのプロジェクトを社会主義新農村建設の重要な一環として組み入れ、全国2億9800万の農村住民と11万4000ヶ所の農村部の学校の教師や生徒の飲用水の安全性問題解決に取り組んでいる」と述べました。
対象となる全国3億人の農村住民のうち、1億9600万人は飲用水の安全性が確保されていない事が新たに確認された人数で、その主な原因は水源の水の減少、汚染の深刻化、既存の設備や施設の基準が低いことや老朽化などです。2011年から2015年までに、中国は投資を拡大すると同時に、プロジェクトをめぐって使用される電力や用地、税金などの優遇策を実施する予定で、加えて県クラスの水質検査を強化するなどして、プロジェクトの効果が長期的に発揮されるよう取り組んで行くという事です。(朱丹陽 中原)暮らし・経済へ
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